加藤研究室(知識獲得システム研究室)では、ヤフー株式会社Yahoo! JAPAN研究所との共同研究を行ってきており、検索アルゴリズムやその評価技術、検索ユーザの行動分析などを研究してまいりました。最近の成果としては、Yahoo!知恵袋における検索アルゴリズム評価技術の実証実験が挙げられます。従来の評価技術よりも数倍効率的であると言われるインターリービングと呼ばれる技術をYahoo!知恵袋において使用し、計6ヶ月に渡って検索アルゴリズムの評価を行いました。このような技術によって優れた検索アルゴリズムを効率よく発見できるようになれば、Yahoo!知恵袋のようなウェブサービスにおいて必要な情報が容易に探せるようになります。2021年度には、博士前期課程の柳田雄輝さんが、Yahoo!検索における検索行動とYahoo!ショッピングにおける購買履歴を組み合わせて分析することによって、どのような検索を行った人が自身の購買した商品に満足しやすいかという疑問に答えようとしています。これが明らかとなれば、購買満足度の推定や購買前の検索支援など、さまざまな応用が可能となります。今後、本研究室では商品検索や地物検索などで用いられるような構造化されたデータに対する汎用的な検索アルゴリズムに焦点を当てていく予定で、検索技術について興味がある方を広く募集しています。