武田研究室

「やわらか,やさしい」図書館を通した超高齢社会における図書館のユニバーサルサービスの構築と社会実装(公益財団法人サントリー文化財団研究助成「学問の未来を拓く」、研究代表者:武田将季、2023年度―2025年度)

本研究は、「やわらか,やさしい」図書館の試行を通して、超高齢社会におけるユニバーサルサービスの構築と社会実装を目指しています。

 ユニバーサルサービスとは、年齢や障害に関係なく、誰もが等しく図書館サービスを利用できるようにするためのサービスです。日本の高齢化率は世界で一番高く、それに伴って、認知症や認知障害を抱える人も増加を続けています。このような方々にとって図書館の利用が困難だと指摘されています。そこで、本研究では、認知症や軽度認知障害の人に焦点を当て、情報工学や認知工学の知見を援用することで、認知機能の低下を補う仕組みの開発することを目指しています。そのために認知症や軽度認知障害の人を対象にしたユニバーサルサービスを取り上げていますが、最終的には、誰にとっても「やわらかな」利用感の図書館をつくることを目標としています。そして、認知症の人や家族が、必要な情報をためらうことなく入手できるだけでなく、認知症の人や家族を「やさしく」支えるようなコミュニティの形成を、公共図書館から支えることを目標としています。

 本研究室では図書館に限らず、誰にとっても使いやすい情報環境をつくることに興味をもつ学生をひろく募集しています。