「ソーシャルメディアにおける市民意見を活用した都市サービスの評価の自動生成」(基盤研究(B)、研究代表者:関洋平、2019~2022年度)

 当研究室では、ソーシャルメディアにおけるデータ、特に市民の意見を反映したコメントに着目して、情報アクセスと言語処理技術に関する研究を進めています。われわれは、「自分たちの発信する意見や情報が求めている適切な相手に届けられる」未来社会の実現を目指しています。こうした社会では、自分のコミュニケーションの価値をだれ一人残らず実感できるようになります。われわれは、横浜市と協力して、コロナ禍における市民の要求を自治体が把握することを支援するために、市民意見がどのように推移するのかを明らかにする技術を開発しました。現在前期博士課程に在学中の石田哲也さんは、横浜市が協力するYouTubeの番組に出演して自らの研究について紹介した上で、学会で成果を発表して優秀研究賞を受賞しています。2022年には、石田さんが執筆した研究論文がジャーナル論文「自然言語処理」に採択されました。また、みなさんが料理したいレシピを探す際に、似たようなレシピが何度も目に入ったらどのように感じるでしょうか?われわれは、大学院生が中心となり楽天技術研究所と協力して、一部の単語だけが言い換えられているようなレシピの組み合わせをすべてのレシピの組み合わせの中から効率よく検出する技術を開発し、研究を遂行した大学院生は学会から表彰されました。当研究室では、このような研究テーマに興味のある学生を広く募集しています。