柴田幸輝さん(加藤研究室)

私は情報学学位プログラムに入学以降、加藤研究室(https://kasys.slis.tsukuba.ac.jp/)にて積極的に研究活動に取り組み、国際学会等で研究発表を行っています。初めに、学部生時代から取り組んでいた研究を「Active Learning for Efficient Partial Improvement of Learning to Rank」というタイトルでICADL 2022という査読付き国際学会で発表しました。こちらの研究では検索アルゴリズムにおいて他の検索結果を変更せずに、問題のある検索結果だけを修正する方法を提案しています。

また、日立製作所でのインターンシップに参加し、その成果を国内学会NLP 2023にて「日本語Tokenizer の違いは下流タスク性能に影響を与えるか?」というタイトルで発表しました。こちらの研究では日本語においてトークナイザが大規模言語モデルの性能に与える影響を調査しています。さらに、同テーマをブラッシュアップしたうえで「How do different tokenizers perform on downstream tasks in scriptio continua languages?: A case study in Japanese」というタイトルでACL SRW 2023という査読付き国際学会で発表する予定です。

情報学学位プログラムは学生の研究活動に対する支援や環境が充実しています。この支援や環境を活かして、共に学び、成長していきましょう。皆様の積極的な出願・入学を心から歓迎します。

情報学学位プログラム 博士前期課程2年生 柴田 幸輝(加藤研究室)

※学生の所属・学年は、2023年6月時点の情報です。